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危険!奴がいます「哀しい煙」

 この間駅前で、かわいい犬達に囲まれた女性を見た。犬達は様々なことをしていて、横になって寝ているもの、じっとこちらを見ているもの、なにか知らないけど遊んでいるものと、どれもがかわいいしぐさをしていて、思わず心が和んだ。しかしこの犬達はなぜこんなところにいるのだろう?
 地面にカゴが置いてあり、その中に手紙があるので見てみる。そこには「かわいそうな犬達をもらってあげてください」と書いてあった。そう、この犬達は捨て犬なのである。その捨て犬達をこの女性は里親を探すため、駅前でアピールをしていたのである。
 じっとこちらを見つめている犬と目があう。しかし猫を飼っていて、ジャパニーズ兎小屋である我が家では犬を買うことは出来ない。「新しく大きな家に引っ越すまで、ごめんね・・・」そう言い残してその場を去った。
 現在我が国はペットブームだと言われている。人気のある犬は入荷待ち状態で、なかなかペットショップにもないぐらい人気があるらしい。
 その上犬や猫といったメジャーどころだけではなく、爬虫類はおろか、サソリやピラニアといった危険生物でさえもペットとして飼うことが可能になった。
 しかしみんな忘れてはいないだろうか? 犬や猫という、我々人間が都合のいいようにペット専門にしてしまった生物のことを。そしてその犬や猫がノラ化し、町中に溢れてしまっているということを。そしてその原因が我々人間にあるということを。
 彼らは我々人間を長い歴史の中で友として選び、そして共存してゆく道を選んだ。ところがその彼らに対して、我々は友としてなにを行っているだろう?
 かわいいといって飼ったはいいが、飽きてしまったから捨ててしまう。近所でうるさいといって保健所に連絡し、引き取ってもらう。むしゃくしゃしたからといって虐待する。
 我々を友と認めたものに対する仕打ちがこれなのか?
 そして育てられないといって保健所に連れて行く人が時折いるようだが、「保健所に行けば育ててくれる」と勘違いしているのには驚く。なぜなら保健所は、動物を殺す場所なのだからだ。薬による安楽死をさせて、その死体を焼く場所なのだから。
 そう、保健所からモウモウと上がる煙はゴミなどの廃棄物を燃やしているのではなく、彼ら犬・猫の死体を焼いている炎が生みだした、哀しい煙なのだ!
 どうもここを勘違いして育ててくれると思って保健所に置いてゆく人が多いらしいが、貴方の今まで飼っていた犬・猫は保健所に入ったと同時にそうなる末路なのだ。
 人間の中には生きていても仕方がない野郎でも生き残るのに、動物はただ誰も引き取り手がないため町中に溢れることを防止するために殺されて焼かれてしまう。なんの罪もないのに・・・。
 別に俺は無理してでもペットを飼って欲しいと言ってるんじゃない。現にうちも猫がいるため犬を飼うことは出来ないし、なにより動物が苦手という人に強要しても仕方がない。
 でも、でも動物が好きだと言うのなら、それが例え何十万何百万もする種類の犬や猫だからというのではなく、雑種だろうがそこら辺でノラ化してようが関係なしに愛してあげるべきだ。
 命に値段なんか関係ない。我々は動物を飼い、命を養うのであって、ブランドを買うのではないはずだ。そしてブランドを買うと思っている思考の持ち主は動物を飼うべきではない。これ以上不幸な動物達を増やさないためにも。



ノラ犬やノラ猫は増えているのに、ペットブームだと言われてるのが哀しくて執筆してみました。飼って欲しそうにこっちを見つめている瞳を見るのは本当に辛い。

2001 スリープデッド(NBEで連載していたときのコラムです)
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