この間、実に興味深い判決が出た。
それは、女子高生から痴漢されたと訴えられた男性が、すでに刑事事件として無罪を確定されていたにもかかわらず、民事では「有罪」とされたという事件だ。
民事での裁判がはじまったのは、痴漢の汚名を着せられたために名誉をけがされたと言う男性の訴えからはじまった裁判なのだが、すでに無罪とされたのに民事では有罪となったのには驚いた。
(内容は違うが、「山形マット死事件」を思い起こさせられる。OJシンプソンもそうか)
民事で有罪となったのは、男性の行動に不信な点があるかららしい。
この事件、実は数年前からネット上では有名で、痴漢されたと訴えた女性は過去に何度も同じような訴えを起こし、その度に相手の男性から訴えを起こさないかわりにお金を受け取っていたということが知られており、実はでっちあげではないかという噂が広まり、実際刑事事件の裁判では男性は無罪を勝ち取っており、今回の民事での裁判の行方にはかなり興味をもっていた。
実は近年こういう被害にあってもいないのに「痴漢された」と訴えられる「でっちあげ」による冤罪の被害が多く、泣き寝入りしている男性が多い。
その男性たちが集まり、訴えを起こしているHPまであるほどだ。
実際「痴漢された」と訴えられた男性は、やってもいないのに「やったこと」にし、示談に持ち込むケースが多いらしい。
なぜなら痴漢という犯罪は、被害者の女性(最近は男性のケースもあるが)が被害にあったといえば、たとえそれが事実ではないとしても事実とされてしまうからだ。
そのためたとえ冤罪だとしても、時間がかかってしまう裁判に持ち込むよりも、数万円払って終わりにする示談に持ち込むケースが多い。
しかし、そうしてしまうと「わたしが痴漢しました」と認めたことになるわけで、社会的な信用がなくなり、まさに死刑判決ともいえる。
で、俺自身はどう思っているのかだが、ここまで読んでもらった感じでは、だから痴漢の冤罪はけしからんという話をするようだが、実はその話が今回のメインではない。
というより、なぜこれほど多くの痴漢の冤罪事件が起こるかだ。
それは逆にいえば、それだけ痴漢による被害が多いということでもあるわけだ。
テレビでタレントが話していたり、自分の周りで話されていることを聞いているだけの知識しかないので申し訳ないが(俺が痴漢の被害にあうわけはないので)、痴漢による被害はものすごく多い。
そしてまた、痴漢を犯罪と思っていない奴もまた多い。
以前某テレビ番組で、某司会者(上岡龍○郎)が、痴漢にあった被害者を50人集めて話を聞くという企画があった。
するとその番組で、こともあろうにこいつは「ちょっと触られたぐらいで怒ることもないのに」というような発言をして、驚いた。
もっとも、そりゃあんたがいつも簡単に触ってるからやろうとも思ったけどね。
実は痴漢を行っている、あるいは痴漢の被害者を語る男性には、
「ちょっと触られるぐらい別にいいじゃん」
そう思っている者が本当に多い。
そして、被害者の実態を全然知らない奴らばかり。
それではお訪ねします。
あなたの彼女・娘・妻、愛するものが同じ状態になっても同じことを言えるのですか?
これはなにも痴漢の被害だけではなく、いじめなどの被害者に対しても同じだが、絶対に自分の周りで起こった場合は同じことを言えないはずだ。
俺は痴漢の被害者の話を聞いたことがあるが、その現状には怒りという言葉しかない。
触られても恐くてなにもできない。
誰にも話せない。
そういう被害者ばかりだからだ。
スカートの中に手を入れ、下着にまで手を入れてくる。
これのどこがちょっと触るだ。
えっ、言ってみろ!
被害にあっているのになにも出来ない。
なにも言えない。
その被害者の悲しみを思うと、気軽に考えているやつらの気が知れない。
しかも痴漢をしているクズの言葉を以前聞いたが、
「自分のテクニックで相手も喜んでいる」
「相手も痴漢されるのを待っている」
などとほざいてやがった。
それも少しのうしろめたさ、恥ずかしさもなしにだ。
そしてこういう話を被害者から聞いたこともある。
「わたしが被害にあっているときに、周りの人は痴漢ではなく、わたしの顔を見る」
痴漢しているのが誰なのかではなくく、どんな女が痴漢されているのかが興味の対象だと。
「痴漢は犯罪だ」と、駅などに表示されているけど、俺に言わせればわざわざ「犯罪です」と言わなければならないその現状にはあきれるばかりだ。
いいや、この件だけではない。
これではまるで観光地での「ゴミは持ってかえりましょう」なみの幼稚さだ。
少し考えればわかる常識すら理解せず、自分の都合のいいように解釈する。
そしてその被害に泣くには、いつも弱いものばかりだ。
なあにが「少し触るだけで怒るな」だ。
なあにが「俺のテクニックはすごい」だ。
寝言は寝ているときだけにしろよな!
ネットをはじめとする痴漢たちにはネットワークが生まれ、その情報が共有されている。
それは「どの女の子なら大丈夫」か。
「どの女の子なら触らせてくれる」かだ。
つまりこれは、「こいつなら弱いから、なにをやっても大丈夫だぜ!」という情報を共有し、広めているということなのだ。
こういう連中がのさばり、笑い、泣いているのは弱い女の子だというのが現実なんだよ。
わかってんのか!
でっちあげで冤罪で苦しむ男性は本当に気の毒だし、もし自分がでっちあげにあえば自分の無実をはらそうと必死になる。
それは当然のことだと思うし、でっちあげは絶対にあってはいけないし、でっちあげなどをしやがった奴は様々な糾弾を受けるのは当然の酬いだ。
それは認識している。
しかしそれは冤罪・でっちあげについて議論すべきだ。
俺が今回コラムを執筆したのは、昨今の痴漢の冤罪の多さばかりが一人歩きし、実際に被害にあって苦しんでいる弱者が置き去りになっている現状をなんとかしたいと思ったからだ。
このまま冤罪の多さばかりが取り上げられ、実際に痴漢をしているクズが野放しになったまま、捜査の手がゆるむ。
それが本当に恐ろしい。
実際に被害にあっている女の子の悲しみを考えると、いてもたってもいられない。
恐くて声を出し、助けを求めることも出来ない。
そんな被害者の声に、誰も見向きもしない。
声を出さないから聞こえないのは当たり前だ?
いいや違うよ。
違うんだよ。
声は出ているさ。
十分に、助けを呼ぶ声がさ。
ただ、ただ誰も聞かないだけさ。
俺も男だ。
触りたいときもあるさ。
しかし、しかし俺は絶対にそんなことはしない。
少なくとも恐くて声も出せない弱者に、そんなことを平気で出来るクズになる気なんかさらさらない。
罰金5万円(10万だったかもしれん)。
これが痴漢という最低な犯罪での罰則だ。
こんな軽い罰則で、やめる奴なんかいるもんか!
で、俺が考えた素晴らしい罰則。
素晴らしすぎて涙が出る方法だけど、このメルマガを読んでくれているみなさんだけにそっと教えるね。
痴漢を捕まえ、確かにやったという確証が見つかったら、駅などの場所で「人気者コーナー」という場所を作り、そこにそのクズの顔や勤め先といった情報を、選挙のポスターのように貼ってやる。
(もちろんネットでもOK!)
ね、これならいい情報源になるでしょ?
クズが誰が触らせてくれるかという情報を共有するのなら、我々は誰がクズかの情報を共有してもいいだろう?
こうまでしないと、こんなクズどもはいつまでたっても消えやしない。
クズが消えないということは、被害者も消えないというのは当たり前だ。
弱者を狙うクズなんかに人権なんかあるか!
てめえらは「(腐った)人気者」として、人々に知られてしまえ!
まさにそれこそ、あんたのテクニックでみんなが喜ぶということなんだからさ(笑)。
2002/10/03 スリープデッド